【インタビュー】ちゅちゅ the hécate

こんにちは。たいぼるです。

今回は、個人を特集してのインタビューです。お相手は、関西の有力BBOYにして、数々のA-POPイベントのオーガナイザーとしても活躍しているこちらの方です!

ちゅちゅ the hecate


Twitter

たいぼる:
個人的には、普段から割と顔を合わせるけども、こういう形は何だからきちっとしちゃいますよね。

ちゅちゅ the hécate:
そうですね。今日はよろしくお願いします!

 

①A-POPで踊るきっかけ

ストリートと並行して、だいたい2011年くらいからニコニコ動画に兄弟で投稿したりしてました。そのころに少しだけアニソンバトルにも出ていたんです。

当時出てたのはAB-BOY PARK vol.3あたりですね。同じイベントに出てたのは、超妖怪弾頭ネオたん(以下、「ネオ」)・異端児・ザカルト・岩倉さんとかだったかな?それで、当時は特に絡みがあったわけじゃないんですけど、このシーンに戻ってきたときにまだプレイヤーとして現役だったのでびっくりしました。「お前もあの時出てたの!?」みたいな感じです。

AB-BOY PARK:
A-POP楽曲でダンスするイベントの先駆けとなった伝説のイベント。
vol.3は2011年12月18日に開催された。
動画リスト

 

②A-POPシーンへの復帰・旧友との再会

それで、しばらくA-POPシーンから離れてたんですけど、誘われてAnispect Partyっていうイベントに遊びに行って、それがきっかけでA-POPシーンに戻ってきたんです。

そしたらゲストにネオが来てて驚きました。彼は僕が東京に住んでたころに一緒に練習してた同い年のBBOYなんですよ。本当に久しぶりに会いました。

アニスペクトパーティ:
2015年11月に開催された、Anispect Family主催のシャッフル3on3バトル。
ちなみに、たいぼるはOPショーケースに出演し、開始10秒で骨折した。

 

③「the hécate」の由来

ザカルトからあきばっか~のvol.9に誘われたときに名乗ったのがきっかけですね。東京に住んでたころ、ザカルトが同じストリートのチームの後輩で仲良かったんです。当時僕がハマってたアニメのSAO(ソードアートオンライン)の作中にシノンっていうキャラがいるんですけど、彼女がめっちゃ好きで、持ってる武器がhécate II(へカート2)っていう対物ライフルなんです。それで、「これええやん」って感じで使ってて、結構気に入ってますね。

アニソン2on2ダンスバトル『あきばっか~の vol.9』BEST8第三試合

あきばっか~ののチーム名は「765Freaks Online」で、ザカルトがアイマス好きだから765、あと僕のチームChairFreaksからFreaks、当時僕がハマってたアニメのSAO(ソードアートオンライン)からonlineを取ってこの名前になりました。

 

④A-POPの面白いと思うところ

会場の一体感がどのイベントもすごいところですね。バトラー・観客問わず、いい曲がかかったときにウワァってなる瞬間がたまらなく気持ちいいです。曲がわからなくても、周りの人が教えてくれたり、VJさんが映像で出してくれたりするから、知識の共有がしやすいのもいいですね。だから僕は、自分でやってるA-POPイベントには絶対にVJを呼ぶようにしてます。

あと、皆がすぐ仲良くなることですね。「ダンス好き」で「アニメ好き」って2つも要素があればそりゃすぐ仲良くなれますよね笑 さらに、絵を描くのが好きな人も多いですし、やっぱり共通点が多いと思います。ストリートのシーンで考えてみたら、「ダンス好き」くらいしか共通点がなくて、あとはあんまりないんです。「服おしゃれやな」くらいだと思うんですけど、A-POPシーンなら「今期何見てる?」「あの曲めっちゃいいよ」とか、話題が尽きないんです。

⑤最近思うこと

最近のA-POPシーンは、僕が戻ってきたときよりも人が増えて、レベルも上がってて、盛り上がってるなって感じます。ただ、その分争いごととかも増えてきたなって印象がありますね。規模が大きくなるとある程度仕方ないことではあるんですけど、やっぱり僕の好きな人同士が言い争ったりするのは悲しくなりますね。

レベルが上がってるっていう点でダンサーを紹介すると、僕はぽんこつ【twitterを推してますね。いい塩梅で技術とおふざけがミックスされてて、見てる人にすごくクリアに伝わるダンスをするところが好きですね。

関西以外だと、フィルハーマジックがダントツでやばい。それと有希ちゃん。もともとは東京のゆがめちゃくちゃ好きで、マニアックなことしてるなと。だから、ゆと有希ちゃんが組んでたあきばっか~のvol.15は本当に神イベでしたね。何がすごいっていうのを言葉にすると安っぽくなっちゃうので、見て感じて欲しいです。

 

⑥BBOYとしてのこだわり

僕は結構ネタを作って勝負するタイプなんですけど、それ以上に、ネタとネタの間を突き詰めて考えるようにこだわってます。その部分のことをトランジションって言ったりするんですけど、そこを極めるように練習したりしてますね。

ただ、流れにストップがなくなったり、音を捉えてるように見えにくくなったりっていう課題もあるので、がんばらないとなって思ってます。結局、細かいところを突き詰めるスタイルなので、会場がバカ湧きするようなタイプではないですけど、バカ湧きだけが勝ちじゃないって思います。できればバカ湧きはさせたいですけどね笑

例えば、タヲるん【twitterみたいな、観客を巻き込んで盛り上げるってところは正直にうらやましいですね。特に、歌詞ハメや音ハメのときに、「あの音ならこういう風に表現するかな」みたいな予想を完全に上回ってくる点がすごい。観客もジャッジも爆笑して崩れ落ちるっていうやつ。やってみたいとは思うんですけど、自分のスタイルと全く違うから難しいですね笑

あと、僕は負けず嫌いなんで、BBOYでもA-POPでも、負けた相手には全員必ずリベンジします。覚悟してください。

 

⑦印象に残っているA-POPバトル

去年東京でやった'A'bsolute m@te VOL.2 で、ゴーヤと当たったバトルは面白かったです。

ショーケースに順位つけて、それにそってバトルが組まれる特殊なルールのイベントで、僕らChairFreaksは1位通過だったんです。で、ゴーヤが2位通過して、お互いがお互いのショー面白いって言い合ってて。そしたらBEST4でゴーヤと当たって。あっちがかましてきたら、こっちも更にかまして、そしたらゴーヤもかましてきて…っていう、バチバチやってるけどお互いリスペクトしてるのが伝わってくるナイスバトルでした。

会場も盛り上がり続けて、それがA-POPでは一番楽しかったバトルですね。どっちが勝っても文句ないな、って感じでした。

'A'bsolute m@te:
予選ショーケース形式&本戦バトル形式のアニソンクルーバトル。
vol.2は2017年3月12日に開催された。

 

⑧A-POPに興味を持ってもらうには

誰かに無理やりでもいいと思いますけど、まずは、一度生で見てもらう、現場に来る必要があると思います。

僕のイベントのジャッジにはストリートで活躍する人をよく呼ぶんですけど、どのジャッジさんも「いいシーンだから、大切にしてほしい」って言ってくれます。全員が曲を聞きにきてるし、友達としゃべりにきてるし、サイファーしにきてるし、そういう愛でまとまってるシーンなんだなって感じます。そういうのを、動画じゃなくて、現場で感じてもらえたら、きっと好きになってもらえるんじゃないかなって思いますね。

 

⑨編集後記

関西のA-POP界をエネルギッシュに牽引する彼は、本当にチャーミングであたたかさのあるBBOYだった。オーガナイズについても、自身のダンスについても、上を目指すことにハングリーな姿勢には脱帽した。彼はまだ若いので、この世界をどう変えていくのか期待せざるを得ない。私よりだいぶ年下ではあるが、本当にリスペクトすべき存在だと感じるインタビューだった。

◆プロフィール

DANCER NAME:ちゅちゅ the?hécate
所属チーム名:chair freaks / 足首~ず / 頭弱い子crew
誕生日:1991年11月19日
出身地:大阪府
ジャンル:Breakin'
ダンス歴/A-POP歴: 8年/4年
好きなアニメ:SAO / ラブライブ! / ギルティクラウン
好きなアニソン:ラブライブ! / EGOIST / オーイシマサヨシ

◆レッスン情報

ブレイク中級
@スタジオ1000(梅田)
大阪府大阪市北区兎我野町5?6
木曜日、大体20:30~22:00
月に2,3回

ブレイク初級
@route26studio(堺)
大阪府堺市堺区戎島町5丁3
毎週火曜日19:30~21:00

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です